ピアノ教室(音楽教室)の体験レッスンを受ける時のおさえておきたいチェックポイント
どこのお教室に通おうかな?
家からは近いけど、うちの子と先生の相性はどうだろう?
お教室を決めるにあたり、ご家庭ごとに様々な思いがあると思います。
そんな時に是非お役立ていただきたいのが「体験レッスン」です!
入会する前にお試しで気軽にレッスンを受けられる体験レッスン。楽しみでもあり、ちょっと不安でもあると思います。
ここでは体験レッスンを受ける時のポイントをお話させていただきたいと思います。
これから体験レッスンを受けようと考えている方は是非お役立ていただけたらと思います。
①どんな先生かな?
レッスン時間はピアノのことだけ!厳しく指導してくださる先生。
少しお話をして生徒さんとコミュニケーションを大切にする先生。
どんな先生も良い悪いはありません。ご自分やお子様の性格に合った先生を選びましょう。
何にせよ、永く楽しく通ってもらうためにも、にこにこ笑顔が素敵な先生が良いですね!
②お教室までの道のりは?
お家からの道のりの中で、暗い道はないか、人通りが多いか少ないか、近くに灯りがあるか(コンビニがあったりすると何かあったら時に逃げ込めたり、24時間灯りが付いているので安心ですね)等、お子様が安全に通うことができるかご確認ください。
③お教室の雰囲気は?
掃除はされているか、お教室への入りやすさ、お部屋の明るさなど、「わぁ!このお教室かわいい!」「素敵!」「広ーい!」等、大人も子どもも第一印象で感じた気持ちは今後も通い続けるお教室となると思うと重要ですよね!
このご時世なので、換気をする窓があるか、空気清浄機があるかもチェックポイントかもしれません。
④クラスの種類は?
「音楽を始めたいけど、個人でやるには緊張しちゃうな…」「部活で忙しくなるので月4回来るのは難しいかも…」「個人ピアノの前に準備段階のレッスクラスがあればいいのにな…」などなど、始めるきっかけとご希望は様々だと思います。そのご要望にお応えできるクラスの種類があるお教室なら、柔軟に対応してくれます!
⑤目的としているものは?
「うちの生徒さんは全員コンクールに出場させる!」というお教室や「クラシックからポップスまで、好きな曲を楽しく弾きましょう~」というお教室まで様々です。
「ご自身の音楽を習う目的」と「お教室の指針」が同じかどうか、確認しましょう。ここがあまりにも違うと先生と生徒さんの熱量が違い、毎回のレッスンにお互い違和感を感じてしまいます。
⑥発表会の実施有無
お子様から大人まで、日々の練習の成果を試せる唯一の場です。普段は味わえないホールでの素敵な響き、なんとも言えない緊張感、その日までの努力。全てがかけがえのない力となります。
そういった意味でも発表会はあるに越したことはありません。
その中でも、年に一度あるのか、二年に一度なのか、おさらい会(ミニ発表会)の場を設けているか、そして例年どのような会場で実施されるのかは確認してみましょう。
まれに会議室のようなところで発表会をしているお教室がありますが、それは要注意です。
⑦レッスン室で使用している楽器
レッスン室で使われているピアノのは電子ピアノなのか、アップライトピアノなのかグランドピアノなのか。アップライトピアノかグランドピアノが用意されていれば良いかと思います。電子ピアノはレッスンの中で効果的に使う分には色々な音が出て最適かと思いますが、それも「ピアノ」があってのことです。
⑧教材の選び方
生徒さん全員が同じ教則本を使っていて、「バーナム→ハノン→ブルグミュラー→ソナチネ→ソナタ」等と進度ごとに決まった楽譜を与えられるスタイルのお教室と、先生が生徒さん一人一人の性格や個性、得意分野や苦手分野などを配慮し、その生徒さんにあった楽譜を随時厳選して与えるスタイルのお教室があります。
昔は前者の先生の方が主流でした。もちろん今でもこのように進めている先生もたくさんいらっしゃいます。
しかし現代では共働きも増え、保護者の方がつきっきりでお家で指導するというご家庭も少なくなったように感じ、そう言った場合はお子様が1人でもお家での練習に取り組めるようなテキスト選びをしてあげる必要があるかと考えています。
性格だけでなく、ご家庭での練習環境にも配慮してテキスト選びが出来ているかはチェックポイントです!!
以上、8つのポイントをお話致しました。
これに加え、ご家庭それぞれの不安もあるかと思いますので、遠慮なくお気軽にご質問していただけたらと思います。
皆さまにとって最適で素敵なお教室・先生に巡り会えますように。